多摩
2024年度の白門祭は11月2日から5日の4日間にわたって開催された。1日目はあいにくの雨模様であったが、その後の3日間は快晴の下開催された。3日目は俳優の萩原利久さんのトークイベントが行われ、最終日にはグランドフィナーレとして見事な花火が打ち上げられた。
多摩キャンパスはその広大な敷地を活かし、様々なイベントが各所で行われていた。ペデストリアンデッキの下には出店が連なっており、昼時には長蛇の列ができる店もあった。図書館前の中央ステージでは様々な団体が見事なパフォーマンスを見せ、歓声が飛び交っていた。屋外だけでなく、室内企画も充実しており、来場者を楽しませていた。
室内企画紹介
今回筆者が訪れたのはドローン研究会である。ドローン研究会ではVR体験とドローンの実技体験が行われていた。体験会だけでなく、教室内にはドローンに関する新聞やドローンの法律などが展示してあり、とても興味深かった。ドローン研究会は2023年度に設立したばかりのサークルのため、新入部員を積極的に募集しているそうだ。興味を持った方はぜひドローン研究会のHPを見てほしい。
次に紹介するのは中央大学茶道会である。当日はあいにくの雨だったため、学内の茶室虚白庵にて茶会が行われた。今回の茶会では時間の都合上3名のみが亭主の点てた薄茶をいただく形式であった。筆者は次客だったため緊張もあったが、抹茶と菓子の上品な味と茶会の落ち着いた雰囲気を存分に楽しむことができ、素晴らしい茶会であったと感じた。
(松村)
茗荷谷
11月2日と3日に茗荷谷キャンパスで学園祭が開催された。普段の授業実施日とは比にならない数の人々でキャンパスはにぎわっていた。来場者に目を向けると、在学生・地域の方などがいる一方、多く目についたのは高校生であった。オープンキャンパス以外で大学に触れる良いきっかけになっただろう。都立高校に通うOさんは「高校とは違ってきらきらしていた。こんな大学生活を送れるよう勉学に励みたい」と話していた。学園祭での思い出が受験へのモチベーションとなっていることは、在学生として嬉しい限りである。
実際に出店を見て回ると、日本茶やソトアヤム風ラーメンなど、普段の大学生活では味わうことのできない食に目がついた。特に、ボランティアサークルIVUSAが出店していたフェアトレード×ハニーパンケーキは甘党としてはたまらない一品であった。
しかし、学園祭を練り歩いた筆者としては、多摩の学園祭と比べるとやはり規模的にも出店数的にも見劣りしていると感じた。また、3階までしかエスカレーターがなく、地域の年配の方が困っている様子も見かけることもあった。キャンパスの構造上仕方のない部分もあるが、茗荷谷キャンパスでは多摩キャンパスではできないような、「茗荷谷キャンパスらしい」学園祭を作っていってほしい。
(宮本)
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