中央大学の学生なら必ず一度は『中大の周辺には飯屋がない!』と思ったことがあるであろう。しかし、それは間違いである。実は中大周辺は隠れた名店の宝庫なのである。今回は地元民でもある筆者が学食を含めた3店を紹介しよう。
煮干しそば虎空
1店舗目は煮干しそば虎空さんだ。大塚・帝京大学駅から歩いて3分の所にあるこのラーメン屋さんはラーメン好きの中大生ならばもしかしたら聞き覚えがあるかもしれない。それもそのはず、このお店は地元民ならば知らない人がいないと断言してもいい程有名なお店なのだ。看板メニューである煮干しそばは、着丼した瞬間から漂う濃厚な煮干しの香りが食欲を湧きあがらせてくれること間違いなしだろう。さて、肝心な味の方はと言うとスープのあっさりとした味わいながらもしっかりと煮干し本来の持つ苦みや旨味、甘味が主張されており、それに少し固めに茹でられた細麺がスープと絶妙にマッチしており、最高の一杯になっている。また、メンマや焼豚も素晴らしく、メンマのコリコリとした触感や焼豚のジューシーな味わいから店主の丁寧な仕事ぶりが感じられる。しかし、このお店は煮干しそばだけが美味しいのではない。筆者はもう一つ鶏白湯もお勧めしておきたい。濃厚でこってりとしたスープは鶏の旨味をこれでもかというほどに凝縮しており、他では味わえない唯一無二の味だろう。 他にもつけ麺や期間限定のラーメンがあるのでラーメン好きの中大生は是非足を運んでみて欲しい。
ダ・ルチアーノ
我々は2月の中頃にダ・ルチアーノにスイーツを食べに行った。このお店は我が中央大学の正門から歩いて十分ほどの立地にあり、11時~20時の間に営業している。ジェラートやピザが有名のお店だが、筆者はクレープを食べた。もちもちとした生地に溢れんばかりのクリームがこれでもか!とのせられており、見た目からお腹が空いてきた。いざ実食!食べてみると見た目とは裏腹にさっぱりとしているクリームで甘いしつこさがまったくなく、牛乳本来の味が感じられた。また、生地の方ももちもちとしており、とても食べやすかった。中身はクリームとクレープというものすごくシンプルなものだったがとても満足感のある一品だった。
また、定番のジェラートはピスタチオ味と期間限定品のシナモン香る焼きリンゴ味をチョイス。ピスタチオは香りが鼻から突き抜け、味は甘味がありながらもコクが出ている。焼きリンゴの方はシナモンの甘さがリンゴと合わさって絶妙な旨さを醸し出していた。他にも毎週金曜日はソフトクリームが安くなるサービスもある。是非一度行ってみて欲しい。
中大の学食と言えば…ヒルトップ
最後は中央大学の学生諸君にとってはお馴染みのヒルトップだ。中大の学食は大学の学食の中ではかなり珍しい四階建ての巨大な学食だ。また、日本全体の大学の学食ランキングでは必ず上位にランクインされており、テレビで紹介されることも多い。
階ごとに置かれているメニューは異なり、1階は定食・丼・ラーメン、2階はカフェテリア、3階は丼、四階は和食がメインでおかれている。
定番メニューである唐揚げ、ラーメン、カレーはもちろん他の大学ではあまり見ないであろう鉄板焼きやハンバーガー、マグロのたたき丼などもおかれている。定番メニューはその人気度の高さからなのか複数階に置かれており、階によって価格、味が全く異なる。そのため、生徒間でどこの階の定番メニューが一番美味しいのか度々議論になることもある。
さて、このように豊富にある学食のメニューの中で筆者が特に好きなメニューは鉄板焼きである。他の大学では見ない高級感のある鉄板焼きは見る人を特別感に浸らせてくれる。また、お肉が鉄板のお陰で熱々の状態で食べられるので非常にジューシーで美味しい。さらに、鉄板焼きは生姜焼きやハンバーグ等週ごとに違うメニューが提供されるので毎週何が出るのか楽しめるのも魅力の一つである。まだ食べたことがない生徒諸君は是非一度食べてみて欲しい。
まとめ
今回は中央大学周辺のグルメ情報を3つ紹介した。この中で美味しそうと思ったお店があれば是非足を運んでみて欲しい。また、他にも中央大学の周辺には美味しいお店があるので良かったらそれもチェックしてみて欲しい。(上野・運天)
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